2月の旬
カラシナ
葉はギザギザした形で、ピリッとした辛味と香りが特徴です。寒さに当たると、辛さも香りも増します。
食用にするのは葉と茎で、種子の粉末が「和からし」です。カラシナの旬は12~4月。
中央アジア・西アジア原産で、日本へは中国を経由して弥生時代に伝わり、平安時代の書物にも記録があります。
辛味のもとはアリルイソチオシアネートという成分です。抗がん・抗菌作用があり、食欲増進の働きもあります。
緑黄色野菜で、β-カロテンが豊富です。β-カロテンは体内でビタミンAに変換され、肌や粘膜を丈夫にします。
カリウムが非常に多く、ナトリウムを排泄し、高血圧に効果。
葉酸、ビタミンC、ビタミンK、カルシウム、マグネシウムなどは、骨の健康に役立ちます。
漢方では体を温める働きがあるので、冷えによる胃痛や消化不良に有効とされます。
おいしい食べ方と保存法
柔らかい葉や茎は生のままサラダにします。
生のまま塩漬けにできますが、サッとゆでてから冷水に漬け、水気を切ってから塩漬けすると、一晩で浅漬けに。
お浸しは、茎、葉の順に塩ひとつまみ入れた熱湯で30秒~1分ゆで、冷水に取り色止めします。加熱し過ぎると辛味が減少します。水気を絞り、食べやすい大きさに切ります。
ゆでてから、ツナ、マヨネーズ、ポン酢しょうゆなどであえても美味です。みそ汁の具や煮物にも向いています。
ニンニク、ちりめんじゃこ、ざく切りしたカラシナをごま油で炒め、好みの味を付けても。
保存は湿らせたキッチンペーパーにくるみ、ポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で2日くらいです。冷凍する場合は、サッとゆでてから水気を切り、小分けしてポリ袋に入れ冷凍庫に保存。
【「食べもの通信」2月号より転載】

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