9月の旬
長芋
山芋の一品種で、文字通り長いのが特徴です。中国から伝来し、日本での栽培は縄文時代後期からといわれます。
秋掘りの長芋は皮が薄く、あくが少なく、みずみずしく、シャキシャキした食感です。春掘りは土の中で熟成されるので、甘みも粘りも強くなります。
北海道と青森県で生産量の8割近くを占めます。
長芋にはでんぷんの消化酵素であるアミラーゼが多く含まれています。ぬめりのもとのムチレージは高い血糖値を下げます。
ジオスゲニンは天然のステロイドで男性ホルモンの原料にもなり、疲労回復に効果があります。ビタミンB群やビタミンCも含まれています。
漢方では山薬(さんやく)と呼ばれ、滋養強壮、足腰を丈夫にする、夜間頻尿、下痢などに効果があるとされています。
おいしい食べ方
細切りまたはスティック状に切り、刻んだ梅干しとナメタケであえるとシャキシャキした食感を味わえます。
長芋ステーキは、皮をよく洗い、皮付きのまま厚さ1.5㎝厚さの輪切りにします。水分を拭き取り、フライパンに大さじ1のごま油で片面4分ずつ焼き、しょうゆ・酒を等量混ぜたたれを回しかけます。盛り付けたら刻みネギ、削り節をのせます。
「雪花焚き(せっかだき)」は皮をむいた長芋を厚さ5㎜ほどに切ります。鍋に水200㎖、酢小さじ1、塩ひとつまみを入れ、長芋が軟らかくなるまで煮ます。お湯を切り、フォークでつぶし、塩で味を調え、皿に新雪のようにふんわりと盛り付けます。
とろろ汁、肉巻き、酢の物、煮物、スープ、芋粥(いもがゆ)、油炒め、そばやかまぼこのつなぎ、お菓子にも用います。
生食はじんましんやぜんそくになることがあるので、アレルギーの有無がわからない乳幼児は食べない方が安全です。

0 件のコメント:
コメントを投稿