2018年12月29日土曜日


           1月の旬
      紅芯(ルビ=こうしん)大根
               薬剤師 橋本紀代子 
形は「カブ」のように丸く、表皮の色は「青首大根」のようで、中は赤い色をしています。青皮(ルビ=あおかわ)紅心大根ともよばれ、大根の品種の一つです。辛味が少なく、甘味とシャキシャキした食感が特長です。
中国・北京の辺りでは古くから栽培されていたようで、日本へは中国から伝わりました。中国では「心里美(シンリメイ)」と書きます。「里」は「裏」の略字で、「心の中は美しい」という意味になります。別名「紅心美」とも。旬は11月ごろからの寒い季節です。
赤い色はアントシアニンで抗酸化力があり、免疫力をアップさせ、目の疲れや肌の健康に良いとされます。そのほか、消化を助ける酵素類やビタミンCも豊富です。葉にはカルシウム、カリウム、β-カロテン、ビタミンCなどが含まれています。
おいしい食べ方と保存方法
漢方では、大根は消化を助け、咳、痰を改善する働きがあるとされています。
生で食べるのがベストです。お祝いのときには、花びらのような飾り切りにするときれいです。大根おろしにしても色鮮やかです。千切りにし、塩とゴマ油を振ってサラダに。薄くスライスしてリンゴやハムなどを巻く、スティック状に切ってバーニャカウダの具材にしても楽しめます。
ジュースにするさいは、レモン汁を加えると飲みやすくなります。
 酢に漬けると赤色がより鮮やかになります。塩と砂糖でしんなりさせて、酢、みりん、コンブを加え、冷蔵庫に一晩置けば即席の千枚漬けになります。加熱は色が変わるので最小限にしましょう。
葉や茎は食べやすい長さに切り、さっとゆでて冷凍し、食べるときはゴマ油で炒めるなどします。
【「食べもの通信」1月号より転載】


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